世界の名言・癒しの言葉・ジョーク

学者等　　→　　医師・カウンセラー・心理学者・医学博士・精神科医の名言・格言など

Ｂ・Ｆ・スキナー

アメリカ　　心理学者

教育は、学んだことがすべて忘れられた後に残る“何か”である。

Education is what survives when what has been learnt has been forgotten.

Ｂ・マンデビル

イギリス　　医者･旅行家

人間の強い習慣や嗜好を変えるものは、
いっそう強い欲望のみである。

Ｍ・スコット・ベック

アメリカ　　心理療法士

最近うそをついたことがない、
というほど良心的なひとであっても、
なんらかのかたちで自分自身にうそをつかなかったかどうか
考えてみる必要がある。

（　「平気でうそをつく人たち」より　）

Ｗ・ゴードン

　　心理学者

およそ新しいものを作り出そうとするからには、
一時的な曖昧さや無秩序さぐらいは覚悟しなければならない。
ところが人間というものは、意味が確定している言葉と
整然とした方法論の世界でぬくぬくとしたがるのである。

アーノルド・ミンデル

アメリカ　　臨床心理学者

(病気の)深刻な症状は、自分の一番大きな夢が
実現をめざしてもがいている状態であることが多い。

秋山さと子

　　ユング心理学者

人間は、どんな小さなことから運が開け、どんな短い出会いから、新しい道が見つかるかわかりません。
そして、誰の一生にも、さまざまな偶然や出会いが重なり合う「時」があるのだと思います。

アブラハム・マズロー

アメリカ　　心理学者

自分の持っている唯一の道具が金づちだと、
すべての問題を釘と見てしまうようになる。

If the only tool you have is a hammer,
you tend to see every problem as a nail.

優れたアイデアをすべて自分で着想することなど誰にもできない。
大切なのは、学習するスピードであり、優れたアイデアを実行する能力である。

アルバート･エリス

　　心理療法士

相手の「現実」や「真実」は、自分の心のなかで組み立てられた「現実」や「真実」とは異なります。
「現実」や「真実」を組み立てる、あるいは理解する方法は人によって違っているのです。
そこに相違が存在するということは、ごく当たり前のことなのです。

（　「幸せなカップルになるために」より　）

アルバート・フォン・セントジェルジ

アメリカ　　生化学者・ノーベル生理医学賞受賞者

発見とは、万人の目に触れる物を見て、
誰も考えなかったことを考えることである。

Discovery consists of seeing what everybody has seen
and thinking what nobody has thought.

アルフレッド・アドラー

オーストリア　　精神科医

自分が不完全であることを認める勇気が必要だ。
人間は不完全だから努力するのである。

憂鬱？
この処方通りにしたら、きっと２週間で全快しますよ。
いいですか、どうしたら他人をよろこばすことができるかということを、
毎日考えてみることです。
不幸に陥る人は、自分のことだけを考えている人です。

アレキシス・カレル

　　ノーベル医学生理学賞受賞

人間の意識は、皮膚を超えてずっと広く拡がっている。
空間と時間を超えて伸びている。

各個人は、他の人々からも、宇宙からも

独立していると思うのは、一つの幻想である・・・・

人間の体と心は宇宙の断片であり、我々は自然の一部なのだから、自然の法則に従うことは、自分にとって最高の利益となる。

アン・ウィルソン・シェイフ

アメリカ　　精神科医

完璧主義は、最高の自己批判である。

他人が、自分のことをどう思うかなんて気にしないことです。
気にしたところで、相手の気持ちをコントロールすることなんてできないのですから。

（　「何かを心配しているときにそっと読む本」より　）

人はみな得意なものをもっているはずです。
人から見れば、それは「得意なもの」とは
思えないかも知れません。
しかし、それはそれでいいのです。

たとえ、それで経済的に支えることが
できなくても、それがなんなのかを
知る必要があるのです。

そして、それを「得意なこと」と見なし、
練習できるときに練習することです。
本当にそれが得意であれば、
いずれは自分自身にも社会にも
役立つものになるでしょう。

（　「何かを心配しているときにそっと開く本」より　）

失敗は存在しない。
そこには学習のみが存在する。

安藤清志

　　東洋大学心理学科教授・文学博士

スナイダーというアメリカの心理学者は、希望を「自分の目標に対してもっているウィルパワー（willpower)とウェイパワー(waypower)の総計」と定義しています。

ウィルパワーは「意志の力」、目標に向かってその人を駆り立てる力です。
心のエネルギーと言ってもいいでしょう。

・・・・・もう一つのウェイパワーはスナイダーの造語で、「目標に到達するための効果的な道筋、プランを考え出す力」という意味に使っています。

私たちは、この二つをあわせもつことによって、初めて希望をもって目標に立ち向かい、夢の実現に近づくことができるのです。

イーデス・キャンヴル

イギリス　　看護師

愛国心では充分ではないことは
いまわかりました。
わたしは誰に対しても、
憎しみや恨みを抱いてはいけないのです。

（　第一次大戦中、連合軍の将兵のオランダ脱出を助けたために、ドイツ軍に銃殺されたイギリスの看護婦の最後の言葉。　）

石原加受子

　　心理カウンセラー・医療ジャーナリスト・心理相談研究所『オール　イズ　ワン』代表

自分が人間関係で苦しんでいるとき、
とかく「相手が悪い」と
思ってしまいがちです。

けれどもそれは“私”から見た場合、
「相手が悪いように見える」というのが、
正確なとらえ方だといえるでしょう。

同様に、相手から“私”を見た場合は、
相手は“私”とは違った見方をします。

（　「彼女がいつも人から愛される理由 」より　）

市村操一

　　スポーツ心理学者

「基本に帰れ」。誰もが知っている言葉である。
しかし、誰もが実行しない言葉でもある。

ヴィクター・エミール・フランクル

オーストリア　　精神科医

しあわせは、けっして目標ではない。結果にすぎないのです。

自由は責任という観点から生きなければ、
単なるわがままに堕落する危険がある。

Freedom is danger of degenerating into mere arbitrariness
unless it is lived in terms of responsibleness.

「あなたを必要とする何か」がどこかにあり、
「あなたを必要としている誰か」がどこかにいるはずです。
そしてその「何か」や「誰か」は、
あなたに発見されるのを待っているのです。

（　「夜と霧」より ユダヤ人強制収容所で絶望して自殺を決意した二人の囚人にフランクルはこう問いかけたそうです。　）

どんな状況でも
人生にイエスという意味があります。
そればかりか
どんな状況でも
人生にイエスと言うことができるのです。

（　「それでも人生にイエスと言う」より　）

人間の生きがいは、その人が毎日行う行動の積み重ねである。

ウィリアム・オスラー

イギリス　　医学者

何かひとつ趣味を持たない限り、
人間は幸福も安心も得られない。
どんなものに興味を持とうと、
その人の人生は素晴らしいものに変化する。
趣味の馬を乗りこなせる限り、何の趣味でもかまわない。

明日を耐え抜くために必要なもの
だけ残して、あらゆる過去を締め出せ。

明日なんかない！　未来とは今日だ！

頭の中から未来を消しなさい。今この時間を与えられた仕事のために生きなさい。
達成された量や困難さを考えるのではなく、あなたのすぐそばにある小さな仕事をこつこつとこなし、それによって一日を充実させなさい。
なぜなら、ぼんやりと霞んだ遠くのものを望まずに身近にあるものをなす、それがわれわれ人間の本分だからだ。

ウィリアム・ジェームズ

アメリカ　　心理学者・哲学者

おおかたの人は、
単にもろもろの先入観を並べ直しているにすぎない時に、ものを考えていると思いこんでいる。

A great many people think they are thinking when they are merely rearranging their prejudices.

人間のもつ性情のうちでもっとも強いものは、
他人に認められることを渇望する感情である。

人間には、
その人がなりたいと思うようになる性質がある。

人生を変えたかったら・・・・

　　・今すぐ始めなさい。
　　・派手に、大げさにやりなさい。
　　・例外はなしです。

そして、言い訳はしないこと

苦しいから逃げるのではない。
逃げるから苦しくなるのだ。

読書のコツは拾い読みにある。
従って、賢明になるコツは何を捨てるか知る術にある。

As the art of reading is the art of skipping,
so the art of being wise is the art of knowing what to overlook.

幸せだから歌うのではなく、
歌うから幸せになる。

人生をもっとも偉大に使う使い方というのは、
人生が終わってもまだ続くような何ものかのために使うことである。

人生を恐れてはいけない。人生は生きるに値するものだと信じなさい。
その思いが、事実を作り出す手助けとなるであろう。

人は心がまえを変えることによって人生を変えることができる。
これはわれわれの時代の最大の発見である。

賢明であるためにはひとつのコツがある。
そのコツとは、何を見過ごすか知るということ。

The art of being wise is the art of knowing what to overlook.

（　賢くある術とは、何に目をつぶるか知る術である。　）

行動するキッカケを逃がすな。

チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の偉大なる技術であります。

できるかどうか分からないような試みを成功させるただ１つのものは、
まずそれができる、と信じることである。

どんな計画であれ、重要な要因は、あなたの信念です。
信念なくしては、立派な結果が出ることはありません。

In any project the important factor is your belief.
Without belief there can be no successful outcome.

ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。
起こったことを受け入れることが、不幸な結果を克服する第一歩である。

エーリッヒ・フロム

ドイツ　　心理学者・哲学者

愛は自分自身の愛する能力にもとづいて、
愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである。

（　「愛するということ」より　）

たいていの人は愛の問題を、
「愛する」という問題、愛する能力の問題としてではなく、
「愛される」という問題として捉えている。
つまり、人びとにとって重要なのは、どうすれば愛されるか、
どうすれば愛される人間になれるか、ということなのだ。

（　「愛するということ」より　）

たがいに夢中になった状態、頭に血が上がった状態を
愛の強さの証拠だと思いこむ。
だが、じつはそれは、それまで二人がどれほど孤独であったかを
示しているにすぎないかもしれないのだ。

（　「愛するということ」より　）

愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、
愛こそが現実の社会生活の中で、
より幸福に生きるための最高の技術である。

（　「愛するということ」より　）

愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。

（　「愛するということ」より　）

幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。

（　「愛するということ」より　）

弱い希望しか持たない人の落ち着くところは太平楽か暴力である。
強い希望を持つ人は新しい生命のあらゆる徴候を見つけて、
それを大切に守り、まさに生まれようとするものの誕生を助けようと、
いつでも準備をととのえている。

過去の危険は、人間が奴隷になることだった。未来の危険は、人間がロボットになるかもしれないことだ。

The danger of the past was that men became slaves.
The danger of the future is that men may become robots.

（　「正気の社会」より　）