養老孟司 の名言・格言
東京大学名誉教授
君たちだってガンになることがある。 ガンになって、治療法がなくて、 あと半年の命だよと言われることがある。 そうしたら、あそこで咲いている桜が違って見えるだろう。 では、桜は変わったのか。 そうではない。 それは自分が変わったということに過ぎない。 「知る」というのはそういうことなのだ。 ( 「バカの壁」より )
すでにやってしまった以上は、 その結果がよいほうに向かうように、 あとの人生を動かすしかないじゃないですか。 ( 「運のつき」より )
やることがないとか面白くないとか言っていませんか? 世の中が面白くないですか? でも世の中簡単に変わらないですよ。 じゃあ、どうすれば面白くなるのか。 自分が変わることです。自分が変われば世の中が面白くなる ・・・・変わっていくこと、それが学ぶということ。知るということです。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい。
暇が無い、というのは気分であって、必ずしも事実ではない。 結論を急ぎすぎて経過を楽しまない。それが忙しいということである。
人というのは、いつ死ぬかわからないんです。 ボーッとしてたら、あっという間に終わってしまう。 だから、まず一生をどうやって生きていきたいのかというところから、 きちんと考え直したほうがいいと思う。
人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。 とりあえずの答えがあるだけです。
人生は家康型なのです。 一歩上がれば、それだけ遠くが見えるようになるけれども、 一歩上がるのは容易じゃない、荷物を背負っているから。 しかし身体を動かさないと見えない風景は確実にある。 ( 「バカの壁」より )
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