もし自分がいま、幼い子を残して世を去らねばならぬとなったら、その子をだれに託すか。自分の周囲の人々を頭に浮かべて、「ああ、この人なら託せる」と思える人がいれば、それが信頼するに足る人物である。
( 「帝王学―「貞観政要」の読み方」より )