世界の名言・癒しの言葉・ジョーク

寺山修司　　の名言・格言

　　劇作家

「本を読みすぎ」「テレビを見すぎ」「映画を見すぎ」て、
いつのまにか現状と虚構をとりちがえてしまっている人たちは、
私たちの周辺（私をふくめて）に、決して少なくない。

生きることは「出会うこと」です。

言葉を友人に持ちたいと思うことがある。それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だということに気づいたときである。

昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年かかゝって
完全な死体となるのである

（　「懐かしの我が家」より　）

大体人生相談してくるのは、
相談前にもう自分で答えが決まっているものが多い。

誰かが動かなければ人は動けない。

振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。

わたしの存在そのものが質問なのだ。
その答えを知りたくて生きてるんだ。

可視の現実、日常的な現実としてわれわれが捉えているものが、
実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない。