人間関係が「豊か」であるというのは、量の問題ではない。友だちがたくさんいるかどうかではなく、その友だちとの関係の質が問題なのである。資金のあるうちは人が寄ってきて派閥を築ける政治家も、ひとたび問題を起こして失脚すれば、もう誰もついてこなくなる。それと同じで、自分がピンチのときにこそ、その人間関係の質が明らかになるものなのである。
( 「こころがホッとする考え方」より )