世界の名言・癒しの言葉・ジョーク

武者小路実篤　　の名言・格言

　　小説家

いいと思った事は、どんな小さな事でもするがいい。

今の人は、幸福と快楽の区別を知らない。
快楽を得ることを幸福だと思っている。

恋はあつかましくなければ出来ないものだよ。
本当の恋はあつかましいものには出来ない。

（　「友情」より　）

幸福になるには、
理想と現実の関係を知らなければならない。

幸福をつかむことを恐れるな。

この道より
我を生かす道なし
この道を歩く

（　「武者小路実篤詩集」より　）

自分でも何かのお役に立つのだ。このことは喜びである。
この喜びは自分の一生が無意味でないことを示している。
このことを幸福に感じるのである。

自分の一生を平和にする為には心を静かにすることが必要だ。

（　「幸福者」より　）

自分の能力を発揮出来、心を動かす余裕があれば、幸福を感じる。

尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。

（　「幸福について」より　）

他人がどうであろうと自分さえ、
ちゃんとしていればいい。するだけのことをすればいい。

（　「第三の隠者の運命」より　）

馬鹿なものは独身の間は結婚した時のよろこびを空想し、結婚すると独身の時のよろこびを空想する。

（　「幸福者」より　）

本当にころがった者は起き上がる時は何かを得しゐる。

（　「愛慾」より　）

まあいい
俺の一生を何かの役にたてて見せる
ころぶ時があっても

（　「まあいい」より　）

まかぬ種子は生えぬと言うが、
我等は不幸の種子をまかず、
幸福の種子をまくように注意すべきである。

（　「武者小路実篤人生論集４　幸福の条件」より　）

よき先生を持ったものも幸福にはちがいない。しかしよき友を得たものは、なお幸福である。

私は一個の人間でありたい
誰にも利用されない
誰にも頭を下げない
一個の人間でありたい
他人を利用したり
他人をいびつにしたりしない
そのかはり自分もいびつにされない
一個の人間でありたい

私は思う。今が一番大事なときだ。もう一歩！

笑われるのを恐れるよりは心にないことを云ふのを恐れなければならない。

（　「幸福者」より　）

何も贅沢しなければ
幸福になれない
と言うことはない

（　「武者小路実篤人生論集４　幸福の条件」より　）

結婚するものも仕合わせだし、
しないものも仕合わせだ。
どっちにも人間としての喜びがある。

結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。

（　「幸福者」より　）

幸福は分に応じて、
心がけをよくして生きてゆけば、
誰でもなれるはずである。

（　「武者小路実篤人生論集４　幸福の条件」より　）

幸福を感じるのには童心とか、無心とか、
素直さとか言うものが必要である。

自分で幸福を感じている人は、
それだけで満足し感謝するが、
自分が幸福を感じないものは、
他人に尊敬されたかったり、
他人に報酬を求めたりする傾向になりやすい。

（　「武者小路実篤人生論集４　幸福の条件」より　）

自分で自分を支配することが出来ない人は、
不幸になりやすい。

（　「武者小路実篤人生論集４　幸福の条件」より　）

人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。