「士は己を知る者の為に死す」というが、部下が上司のために燃える、また上司も命を賭けて部下の期待に応える。そんな関係ができてこそ会社は強くなるのだと思う。そのためにも、上に立つ者は部下を育てることを怠ってはならない。
職場は教室、仕事は教材、そして上司は先生である。教育はどこでも何時でもできる。研修会は教育の一部にすぎない。職場教育こそ教育の 本道である。仕事が厳しいほど強い者が育つ。上司が苦労して育てれば育てるほど、人の痛みがわかるものが育つ。