自分の人生を変えようと決心し、すぐに実現できる人はまれだ。私たちは、前に進んでいるかと思えば、突然道を踏みはずし、また進んでは踏みはずす。ときには二歩進んで一歩下がる。それどころか二歩下がって一歩進む、という状況もあるかもしれない。ここで肝心なのは、強い意志をもって何度も挑むことだ。目的とビジョンに向かってあきらめずにがんばることが、変化を維持できるかどうかの鍵を握っている。うまくいかないときに「もうダメだ」とあきらめるか、再び立ち上がり、ほこりを払って進み続けるか、再び立ち上がるほうを選ぶ人は、人生の望みをより多くかなえることができるだろう。
( 「だから片づかない。なのに時間がない。」より )