どこに行ってもひとりくらいは、「とかく問題のある人」がいるものだ。「ここもイヤだ、これもダメだ」といつも遠ざかっていては、ひとつのところに落ち着いて、じっくりと人との関係を築いていくことができない。忍耐強さを養えず、いつのまにかあなた自身がふらふらしている「とかく問題のある人」とみなされるかもしれない。誰とも親しい関係を持てなければ寂しい。一方で、他人から困らされることもないが、他人と共感できる喜びもない。そのあたりのバランスを考えながら、「ここまではつきあおう」「これ以上はもう忍耐できない」…というふうに、とりあえず、そう考えていくしかないのではないか。
( 「とかく問題のある人」との接し方 )