誰でも、人に非難されたり反対されればおもしろくない。自分の意見や提案に「反対だ」と言われれば、つい、態度を硬化させたり、けんか腰になったりする。人と協力したいと思うなら、「反対する」という意味の言葉は使わないこと。そのつもりがなくても、自分は非難されている、自分の考えは正しくないと言われていると、受け取られやすいからだ。「あなたの考えは理解できる。私に別の考えがあるのでいっしょに検討しよう」と言えば、相手の快く協力してくれるだろう。
( 「話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術」より )