なくした物を勘定する必要など全然ありません。誰でも心に悩みを持っています。家庭には何かの問題を抱えています。僕はその上にグリコのおまけみたいな難病と、四肢全廃を抱えているだけです。たまたま僕に取り付いた難病によって、人生の今の一日の大切さとか愛しさを教えてもらったのです。だから僕は「人生って、決して捨てたもんじゃない。」と声を大にして言いたいのです。
もうおしまいと思ったところから、 必ず道は開ける。
失くしたものを数えるな、残された機能を120%活性化させる。足がなければ居去ればいい。手が利かなければ考えればいい。コップ三分の一の水を見て嘆くのではなく、「ラッキー!まだ三分の一も残っている」と、目を輝かせればいい。」