土光敏夫 の名言・格言
石川島播磨重工業設立者・元経団連名誉会長
60点主義で決断せよ。 決断はタイムリーになせ。 決断するときに決断せよ。
考えるより当たれ。 体当たりによって生きたアイデアが生まれる。
失敗は終わりではない。 それを追求していくことによって、はじめて失敗に価値が出てくる。 失敗は諦めたときに失敗になるのだ。
人生には予期せぬ落とし穴がついて回る。
人間には人間らしい仕事をさせよ。
一日一日にけじめをつけていこう。 今日のことは、今日やってしまおう。 これは、忙しいとか暇があるとかの 時間の問題ではない。志の問題である。 ( 「経営の行動指針」より )
会議の効果と時間の長さには何の関係もない。 問題のポイントはそう多くはあるものではない。 肝心かなめの急所を押さえれば そんなに時間がかかるはずがない。 幹部が職場の椅子を長くあけるのは罪悪である。 ( 「経営の行動指針」より )
会議の要諦は気軽にやることだ、 立ったままでも会議はやれる。
計画とは「将来への意思」である。 将来への意思は、現在から飛躍し、無理があり、 実現不可能に見えるものでなくてはならない。 現在の延長線上であり、合理的であり、 実現可能な計画はむしろ「予定」と呼ぶべきであろう。 ( 「土光敏夫の哲学」より )
行動となって現れないような思考は無用であり、時には有害でさえある。
自信があれば、悪いことでもむしろ積極的に報告し 助言を求めるはずである。 だから、よく報告するという行動は、 仕事の質を高め、 仕事のスピードを早め、 成果をあげることに通じるのである。 ( 「経営の行動指針」より )
失敗は失敗ではなく、ひとつの道行き、経験だと考える。 人間失敗してはいかんと思うと萎縮する。 そうではなく、失敗してもいいんだ。しくじってもよろしい。失敗してもそれを肥やしにして取り返す。 前以上に盛り返す。失敗して投げ出してはいけないんだ。 僕はそういうふうに考えて今までやってきました。
常に「他のやりかたはないか」を考えよ。 それを関係部門が共同でやれ。
能力は必要な条件ではあっても、十分な条件ではない。 その条件を僕は執念と呼びたい。 仕事に困難や失敗はつきものだ。 そのようなときに、困難に敢然と挑戦し、 失敗に屈せず、再起させるものが執念である。 およそ独創的な仕事といえるものは執念の産物であることが多い。 できないのは能力の限界だからではない。 執念が欠如しているのだ 。
物事をとことんまで押しつめた経験のない者には、 成功による自信が生まれない。 能力とは「自信の高さと幅」だといえる。 自信を一つ一つ積み上げることが、 能力を獲得する道である。 執念の欠如する者には、 自信を得る機会が与えられない。 ( 「経営の行動指針」より )
問題や摩擦は、組織成長の芽であり、 組織が生きて若々しく動いている証拠である。
それを前向きに受け止め、 建設的に解きほぐしてゆく中でのみ、 組織はダイナミックな成長をとげる。 ( 「経営の行動指針」より )
問題を見つけ問題を作り出せ。 問題がなくなったとき組織は死滅する。 ( 「経営の行動指針」より )
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